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第一話

ひらくというなまえのこが、まだちいさかったときのはなしです。あるひ、ひらくがあるいていると、ちいさなねこがすてられていました。そのねこをみたひらくは、ねこをいえにもちかえることにしました。いえについて、おかあさんにみせると、「なんてきたないねこなの」といわれたひらくは、かなしくなりました。

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